デュッセルドルフからのスペイン旅行の続きです。
アリカンテから電車で30分ちょっとのところにある
エルチェという町には世界遺産のヤシ園があります。
アリカンテの中央駅から行きます。
自動販売機ではチケットが夕方の分しか出てこなかったので、
カウンターのローカル路線のところでチケットを購入できます。
1番カウンターのおばちゃんは英語もできました。
時刻表はその横のインフォメーションでくれます。
本数は結構ありました。
あの自動販売機の時刻表は一体なんなんでしょう…
スペインですが、電車の運行はちゃんとしているようです。
あっという間にエルチェパルク駅に到着です。
結構モダンな感じです。
駅を出るとすでにヤシの木がたくさんあるのがわかります。
右も左もヤシだらけです。
世界遺産のヤシ園を目指します。
駅を背にして左手側に進み左に曲がります。
すると右手側に観光案内所が見えてきます。
オレンジ色の派手な建物なので、わかりやすいです。
ここでちょっと情報を入手します。
ヤシ園へは歩いて15分くらい、
小さな汽車もあるようで、それで行くこともできるようですが、
今回は歩いて行く事に。
そのまままっすぐ歩くと教会がある広場に到着です。
ここで目に付くのがサンタマリア大聖堂。
この町のシンボル的存在です。
実は、エルチェにはもうひとつ世界遺産があります。
毎年8月14日に行われるミステリ(聖母被昇天劇)が
スペインで初の無形文化遺産に登録されました。
この教会の塔には上ることができます。
ここからエルチェを一望できるのです。
教会の中はこんな感じです。
お姉さんに2ユーロを払って上ります。
階段は167段。頑張ってみます。
親切なことに階段が10段ごとに
数字をふってくれているので、今何段目かわかります。
途中34段なんて不意打ちがあり、
ちょっと面白かったです!
途中には展示物があるエリアがあり、
ちょっと一休みなんてこともできます。
あと少しのところの踊り場で日本人の名前が!?
誰なのでしょうこの方はと思いながら
ちょっと調べてみたら、国連職員の方で、
無形文化遺産保護条約やなど文化遺産保護の
業績ものこしているのだとか。納得です!
あと少し先を急ぎます。
ついに167段に到着しました!
エルチェの町並みと青い帽子屋根が
とってもきれいです。
ヤシの木がたくさんあるのが見えます。
観光案内所でもらった地図を手に
ヤシ園に向かいます。
ショッピングエリアになっていて買い物をする
人たちで賑わうエリアに突入。
MANGOの建物がイスラムチックで面白いです。
国際会議場のようなところがあり、
そこを左に曲がりまっすぐ行くとヤシ園に到着です。
入場料は5ユーロです。
このヤシ園で一番有名なのは
皇帝ヤシといって七つの幹を持つヤシなのです。
1本の幹から7本に別れた幹が出ています。
その他にもいろいろなヤシがあり、
サボテンなんかもなぜか植わっています。
クジャクもいました~
他にもいろいろなところにヤシ園があり、
無料で入ることができます。
見るものはヤシしかありませんが、
ゆったりとした雰囲気でとても良いところでした。
こんな小さな町に2つの世界遺産があるので、
エルチェの人々は誇らしげなんだとか。
アリカンテへ行ったら立ち寄ってみてください!
次は白い町アルテアへ向かいます。
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