ドイツの家と言えば木組みのメルヘンチックなものを想像しがちです。
田舎の町に行けば結構見られますが
フロイデンベルク(Freudenberg)と言う町にその木組みの家が密集した場所が
あると言うことで行ってみました。
さてそのフロイデンベルクはどこにあるのかと言うと、
ケルンから1時間半くらい電車で行ったジーゲン(Siegen)郊外にあります。
デュッセルドルフからだと電車とバスを乗り継いで3時間くらい。
しかしフロイデンベルクもデュッセルドルフと同じNRW州なんです。
今回は1日券を購入してその電車とバスで行ってみました。
(1日券の買い方はまた別のブログで紹介します)
デュッセルドルフからはケルンかハーゲン乗り換えのどちらかで
ジーゲンに行くことができます。
ケルン経由だと2時間11分、ハーゲン乗り換えだと2時間39分
どちらも乗り継ぎ時間が12分くらいなので、
総合的に乗継が短いケルン経由にしました。
でもケルン行きのREって結構遅れる事が多いので要注意です!
やっぱりこの日も7-8分遅れたせいで乗り継ぎ時間が
かなり短くなってしまったのですが、ダッシュでなんとか間に合いました!
が、しかし良く考えたらケルン中央駅の手前ケルン・メッセ・ドイツでも乗り換えができた…
と言うことに気が付きました。それなら走らずに済んだのに…
DBの検索に騙されたと言うかそう言う乗り換え提案はしてくれないのね…
と自分の詰めの甘さに気が付かされました。。
そして1時間ちょっとかけてジーゲンに到着です。
ジーゲンは人口10万人の大学都市。なので若者が結構多い。
そして意外と都会でした!町もきれいです。
ジーゲンの駅を背にして目の前がバスターミナル。
そしてフロイデンベルク行きのバス停は左手方向に進んだ一番後ろから一つ手前です。
アルファベットで言うとFの乗り場です。
フロイデンベルク行きのバスは37Rと38Rの2路線でジーゲンから約30分。
月~土は大体1時間に1本走っていますが、日曜祝日は2時間に1本。
まずはこのバスの出発時間に合わせて電車を選んだ方が良さそうですね。
そしてバスが来ました。1日券が使えるか聞いたら使えました!
ちなみに普通に乗車券を買うとフロイデンベルクまで片道3.8ユーロだそうです。
バスの運転手さんから買うことができます。
のどかな道を走ること30分。フロイデンベルクに到着です。
木組みの家が見られる場所はFreudenberg Bahnhofstrのバス停が最寄りです。
バス停を降りてバスを来た道を逆方向に進みます。
そうするとZum Kurparkと言う通りにぶつかるのでそこを左に進みます。
ここの反対側に帰りのバス停があります。
帰りのバスの時間をちゃんとチェックしましょう!
(カフェ兼パン屋の前にバスは停まります。)
さて話を戻してZum Kurparkに入ると木組みの家を発見!
この道を進むと木組みの家密集地帯に入れますが、
まず先に全体の景色が見られるクアパーク(Kurpark)、保養公園へ向かいます。
なので、道を曲がらずにそのまま緩やかな坂道を上がって行きます。
そうするとまたまた登場です木組みの家。
こちらは観光案内所みたいです。(日曜日だったので営業してなかったけど…)
ここからも密集地帯に入れますが、道の反対側に公園の入り口があります。
階段が2箇所ありますが、右の階段から登ります。
階段をずんずん上って行くと…見えました!木組みの家が!!!!!
なんと言う光景でしょうか!まさかこんなにきれいに木組みの家が整列してるなんて、
これはここでしか見ることができません!
公園への階段はまだまだあるので、先を目指します。
高くなるにつれ景色も良くなって行きます。
いや~それにしても素晴らしい景色です。公園にはベンチがたくさんあり、
ちょっと休憩しながらこの美しい美しい景色を堪能できます。
保養公園だけにとっても癒されました。
この密集地帯に迷い込んでみたくなり、来た道を戻ります。
ここからが町の入り口です。
あまり知られていない町なので、人がほとんどいません。
ドイツ人の観光客がちょこちょこいるくらいです。
とっても小さな町なので木組みの家がある家は4つの通りだけしかありません。
路地を探したりお気に入りの家を見つけてみたり…のんりび散策します。
最初の3つの通りはどこも民家みたいで、4つ目の一番奥の通りはお土産屋さんとか
カフェやレストランが並ぶ通りになってしました。ホテルもありました。
そしてその奥には教会があります。
本当に小さな町なので散策に1時間もかかりませんでした。
とってもドイツらしい町並みに感動ばかりです。
閉まっていた観光案内所に売っていたポストカードを買いたかったんですが、
どこに売ってるかアンティーク屋さんのおじさんに聞くとカフェにあると言う事で、
目の前のカフェで購入。60セントでした。
雪が積もったフロイデンベルクの町の写真もありましたが、これはこれで幻想的。
また冬に戻ってきたいと思ってしまいました。
ちなみにジーゲンでは38Rのバスに乗りましたが、帰りは37Rに乗りました。
38Rの終点から37Rのバスに変わるみたいでルートも来た道とちょっと違ってました。
運転手さんはぐるぐる周ってるだけなので、行きも帰りも同じ人でした…
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