2016年2月29日月曜日

氷河特急に乗ってマッターホルンの麓ツェルマットへ!

氷河特急にいよいよ乗車します。
駅のホームには既に停まっていましたあの赤い車体が!


車掌さんがちょうどいたので乗り場を聞いてみました。
大人気の列車だけあってたくさんの人が乗っていました。
でも我々の席は他に誰もいなかたので、独占状態でした。(結局ツェルマットまで独占)
もともと窓際2席予約していたので、どちらでも良いのですが。
もちろん氷河特急もスイスパス利用可能区間ですが、
座席指定が必須なので予め座席予約をする必要があります。
クールからツェルマットまでの約5時間半の旅が始まります。
日本語のガイドもあるので、合図がなったらイヤホンをつけてみて下さい。
その通過ポイントの説明をしてくれます。
お隣さんも同じ事を考えていたようで、同じスーパーの袋を持っていました。
後ろにはスイス人の団体さんがいてとっても賑やかです。
お土産売りの人が面白いカートに入れて売っています。ちょっとびっくり!
山、川、湖、牧場…全然飽きることなくスイスの自然を大満喫します。ため息しか出ません。






最初の停車駅ディーディンティに到着です。
何もないですがその素朴さがまた美しい。誰も乗り降りしませんでした。
ここは標高1130mの地点です。

ここから氷河特急は標高を上げていきます。
途中でトンネルに入り、抜けるとそこは白銀の世界です。
さっきまでいた場所とは全然違う風景に変わりました。

この路線で一番標高が高い2033mのオーバーアルプ峠を通過します。
2000mもこえれば雪が積もってるわけですね。
しばらく雪景色が続き、山を下っていきます。




そして次の停車駅アンデルマットに到着します。
ここは標高1433mでちょっと雪が残っていました。

停車時間が18分あったので、外に出てみることに。標高が高いだけあって寒いです。

ここからはずっと下って行き、ブリークに到着です。
ブリークからミラノまで列車が走っているので、ここで降りる人も多かったです。
ツェルマットまでは後1時間ちょっとです!

ちょっと走るとフィスプに到着です。
ここは氷河特急以外の電車でツェルマットへ行く場合の乗り換え駅になる場所です。
ここからはずっと高い山に囲まれた場所を走ります。






この路線が一番迫力があってきれいでした。途中氷河も見る事ができました!
フィスプから走ること約1時間。遂にツェルマットに到着です。
到着は17:00ですがまだちょっと明るかったので、
ホテルへ荷物を置き、ちょっとだけ散策してみました。









ツェルマットの中心部から少し離れたところからマッターホルンが見えました。
雲が少しかかっていますが、なんとか見る事ができました。

町に戻って腹ごしらえをします。
スイスと言えば!チーズフォンデュです。
スイスのチーズフォンデュはいろいろな味がありました。
シンプルにパンだけで頂きます。本場のチーズフォンデュはやっぱりおいしいです。

氷河特急に乗っていただけですが、ぐったり疲れてその日はぐっすりでした。
次の日はゴルナーグラートへ向かいます。

2016年2月28日日曜日

氷河特急発着地スイス最古の町クールを散策!

スイス初日は散々な思いをしましたがこの日は晴れの清々しい朝を迎えることができました。
ここはサルガンスではなくてクールです。
氷河特急が出発する11:30頃まで少し時間があるので、クールの町を散策します。
クールはスイスで最も古い町と言われています。
ちょうど旧市街に泊まっていたので、ホテル周辺を散策してみます。
これぞヨーロッパと言う素敵な町並みが続きます。
路地裏はとっても雰囲気があっていいですよ!




もうすぐそこには雪山が!川と雪山の風景がきれいです。
大きな教会があったり、広場があったり…思っていた以上に良い町です。






教会の裏側に坂道があり、そこから登ってみると高台の公園の方へ行くことができます。
ここからクールの町を一望できます。赤茶色のレンガの屋根がヨーロッパらしさを感じさせます



2時間ちょっと歩き回るだけで見れてしまう程小さな町ですが、
クールに泊まった甲斐がありました。

町の散策も終わり中央駅に向かいます。
氷河特急は最長8時間の世界一遅い特急電車として有名なので、
車内でランチを食べたりお茶をしたりする事ができます。
でもランチはとっても高額なので、駅構内のスーパーで買うことにしました。
 
スイスはスーパーでも高いと言われていますが、まだ良心的です。
それにしてもサラダが8フラン、サンドウィッチが6フラン…さすがです。
でも飲み物は1フランだったり安いものもちゃんとありました。
 
このクールの駅構内にあるスーパーはユーロも使うことができます。
お釣りはスイスフランになりますが、ある意味両替になって良いかもしれません。
ちょっとした裏技です!
いよいよ氷河特急に乗りますが、今日はここまで。
氷河特急の旅はまた次回!